←このイラスト&おまけSSのさらに後日談です。合わせてお楽しみ下さいませ。



雪の日と……

(斎藤×千鶴/莉磨様・作)



今日は珍しく傘をさして帰っている
さすがにこれ以上、千鶴に心配をかけるといけないだろうと
上から言われて、さして帰っているのだが
帰ってみて彼女の最初の反応は


「え……」


大きな布を抱えて、帰りを待っていた
傘をさしている俺を見て、呆気にとられているのだろう

「どうかしたか」
「いえ、いつもみたいにささないで帰ってくると思っていたので」

彼女は、軽く肩に乗った雪を払うとどこか残念そうな顔をした

「ささないで帰って来たほうがよかったか」
「そ、そんなはず……」

俺を軽く見上げる彼女に口づける



「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」



顔を真っ赤にして、俺を見上げる千鶴


何度この反応を見ただろうか、何度やってもやめられない俺は


今日もまた、この恋に溺れてゆく







戻れない、深いところまで……







うちの斎藤×千鶴イラストを元に「書物庫の夜」の莉磨様が素敵SSを書いて下さいました!
莉磨様、どうもありがとうございましたーv
傘さして帰ってくるパターンは考えつきませんでしたぜ…!
嬉しさのあまり由姫が描いてしまった、このSSのおまけマンガ(4P)はこちらからどうぞ。



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